2013年8月27日火曜日

新しいブログのお知らせ

このたび、大学進学に合わせてブログを新たに作ることにしました。
これからは「ダニエルのLSE留学日記」でブログを更新させて頂きますので、今後もご愛読よろしくお願いします。今まで2年近く僕のブログ読んでくださった方々、本当にありがとうございました。「ダニエル日記」はこれでおしまいですが、新しいブログもよろしくお願いします。

2013年8月26日月曜日

LSEに合格確定しました

8月15日に予定していた通り、イギリスのA-levelの最終結果の開示と、UCASを通じた大学の合否発表が行われ、なんと無事にLSEに合格することが出来ました!
今思えばここまで本当に長い道のりでした。2月にコンディショナル・オファーをもらって以来、6ヶ月間いろんなことがありました。

まず第一の山場だったのは5〜6月にあったA-levelの最終試験でした。今までの試験はresit(再受験)できましたが最終試験は一発勝負なので過去の試験とは緊張感が違いました。それでも先生方や親友たちに励まされ、いろいろ助けてもらい(試験勉強の計画表を作ってくださったり、メンタルトレーニングの小冊子を持ってきてくれたり)、なんとか乗り切ることが出来ました。一番の課題だった政治学の試験が終わった時は、書き過ぎでしばらく物がつかめないほど、腕が痙攣するほどでした(笑)

試験はそうして無事終わることが出来たものの、試練はまだまだ続きました。留学生がイギリスの大学に進学する場合は英語能力が十分にあることを証明しなくてはならないのですが、近年の留学生増加とともにハードルがどんどんあがっています。別々の受験でオーバーオール(総合点)では基準を超えたものの、LSEは全てのセクションで7.0以上を要求してきたので成績提出日の直前まで受験することになりました。結局その英語試験(IELTS)の点は要求されたグレードバンドには一つのセクションの0.5足りない結果で、期日までに条件を満たせませんでした。

LSEのホームページには英語の試験で条件を満たせなかった場合は、オファーを確定できない場合があると書いてあったので、本当にもう駄目かもしれないと思いました。8時間かけて陳情のメールを考え、祈るような気持ちで入学審査事務局に送ると、A-levelの結果が出るまで最終判断を待ってもらえることになり補欠リストに入れられました。

そこから一度決まっていた学生寮の確定手続きを雷でインターネットが切れて逃したり、何かと苦しい状況が続きました。しかし天は今回も僕に味方しました!

合否結果開示の当日、午後3時半頃ぼくがイギリスで個人的に入試に関して指導してもらったTim Guy先生から"Conglaturations!"のメールが届きました。一瞬目を疑いましたが、その直後にUCASにログインしてみるとそこには"Unconditional"(合格)の大きな文字がありました。家族も今まで心配していましたが、僕が歓喜の声をあげると全員集まってきてみんなで万歳しました。

急遽お祝いのバーベキューをすることになり、戦後間もない時代に国費でアメリカに留学した祖父たちも交えてお腹いっぱいになるまで食べて、談笑しているとA-levelの結果もイェール・カレッジから送られてきました。結果は予想以上のA*AAでなかには98点や90点という高得点のユニットもありました。努力が結び規定のユニットで90%とれA*だった数学をはじめ、先生との二人三脚で今ままで通り着実な高得点を取った社会学、最初あれだけ苦しめられたながらも八割後半以上を取った政治学と、全ての科目において最高の結果を受け取ることができました。

恩師もお祝いのメールで"The key point is A*AA!"と書いていたので本当にこのA-levelの成績が最終的な決め手だったと思います。秋にイギリスに戻るときにはぜひ先生方に直接報告してハグしたいです(笑)

そんな訳で僕は紆余曲折を経ながらも 秋からLSEの国際関係学部で学ぶ資格を得ることができました。その日を境に熱くじめじめした夜は終わり、心なしか鈴虫の鳴き声が優しい風とともに運ばれてくるようになりました。