まさかの結果です!
ケンブリッジに落ちてからほとんど期待していなかったのに、社会科学分野の名門校、LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)からコンディショナル・オファーをいただきました。
では軽くLSEの紹介をしましょう。LSEは1895年にロンドンの中心部に創設され、以後16人のノーベル賞受賞者、32人の国家元首を輩出し、Newsweekは「これほど欧州で政治的エリートを輩出した大学はない」と評しており、世界トップクラスの大学の一つに数えられます。
何がすごいかと言うと、今現在世界中で研究されている、国際関係学、社会学、社会政策学などの分野を開拓して、名実共に社会科学の分野で世界を牽引する大学であるということです。
そしてなんと、2011年度のデータによると、僕が受験したInternational Relations(国際関係学)は46人の定員に対して1,310人が受験し、実に倍率28.5というすさまじい競争ぶりなのです。
その中で、特に成績がずば抜けている訳でもない僕が、こうしてオファーをいただいたのは本当に奇跡に近いと思います。
本当に、全ての応援してくださっている方々に改めて感謝したいと思います。
しかしながら、これは確定ではなく、6月の最終試験の結果にかかっているので、後もう半年、力を振り絞ってがんばります!
2013年2月9日土曜日
2013年2月4日月曜日
マグリットと僕
先週の土曜日に、久しぶりにリバプールを訪れました。
目的は僕のお気に入りの美術館、Tate Liverpool(リバプール現代美術館)の季節ごとに変わる常設展。今回は2013年になってからはじめていったので、大幅に展示内容が入れ替わっていて、アンディ・ウォーホルやアレクサンダー・カーネルなど、個性豊かな作品たちを楽しむことが出来ました。
たいてい僕がTateに行く時は、まず美術館内にあるカフェで遅いランチをとることで始まります。この前はチェダーチーズとトマトのサンドウィッチをいただきました。
そしてカフェでのんびりした後は、窓から見えるアルバートドックの港景を楽しみながら、たっぷり時間をかけて展示を見るのです。
さて本題に入ると、僕がこうして美術館、特に現代美術館を好きになったのには、ある一人の画家の作品が大きく影響しています。
彼の名はルネ・マグリット。ベルギー出身の前衛画家で、現実と非現実の狭間を生涯にわたってとらえ続けました。
僕が彼を知ったのは、まだ幼稚園の頃でした。その当時母が僕たち兄弟のために「おおきなポケット」という子供向け月刊誌をとってくれていたのですが、そのなかでマグリットの不思議な世界観を現実世界で再現してみようという特集があり、僕は大きな衝撃を受けました。
しばらく、それを忘れていたのですが、自分で美術に興味を持って、いろいろ調べるようになったとき、この不思議で、どこか少し懐かしい感じのする絵を描く人物がマグリットということを知ったのです。
これはあくまでも僕の主観ですが、マグリットの絵は僕が同じく小学生の頃好きだった、安房直子さんの童話に出てくる世界に共通するものを感じるのです。
両者に共通するのは、現実と非現実の共在、どこか懐かしさのある情景、そして見るもの、読むものをその世界にいざなう包容力なのです。
マグリットと僕。それは共鳴する感受性なのかも知れません。
目的は僕のお気に入りの美術館、Tate Liverpool(リバプール現代美術館)の季節ごとに変わる常設展。今回は2013年になってからはじめていったので、大幅に展示内容が入れ替わっていて、アンディ・ウォーホルやアレクサンダー・カーネルなど、個性豊かな作品たちを楽しむことが出来ました。
たいてい僕がTateに行く時は、まず美術館内にあるカフェで遅いランチをとることで始まります。この前はチェダーチーズとトマトのサンドウィッチをいただきました。
そしてカフェでのんびりした後は、窓から見えるアルバートドックの港景を楽しみながら、たっぷり時間をかけて展示を見るのです。
さて本題に入ると、僕がこうして美術館、特に現代美術館を好きになったのには、ある一人の画家の作品が大きく影響しています。
彼の名はルネ・マグリット。ベルギー出身の前衛画家で、現実と非現実の狭間を生涯にわたってとらえ続けました。
しばらく、それを忘れていたのですが、自分で美術に興味を持って、いろいろ調べるようになったとき、この不思議で、どこか少し懐かしい感じのする絵を描く人物がマグリットということを知ったのです。
これはあくまでも僕の主観ですが、マグリットの絵は僕が同じく小学生の頃好きだった、安房直子さんの童話に出てくる世界に共通するものを感じるのです。
両者に共通するのは、現実と非現実の共在、どこか懐かしさのある情景、そして見るもの、読むものをその世界にいざなう包容力なのです。
マグリットと僕。それは共鳴する感受性なのかも知れません。
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