2013年1月24日木曜日

GCE/Januaryを終えて


ようやく試験が終わりました。
今回は本当に自分との闘いでした。

今までは、出来なくて当たり前だったところから、自分で出来ることの幅が増えたというのが今回の手応えでした。

専門書の精読、アカデミックライティングの訓練、解答の質の向上など自分で取り組むべき課題が多く見つかり、「時間内に書き終わる」というステップから「より洗練されたエッセイを目指す」という段階までようやくたどり着いた気がします。

結果は三月に帰ってきますが、それが果たして自分の望むものであるかは分かりません。

ただ、確かに言えることは、僕自身もそして先生方も、著しい進歩を実感しているということです。

留学生、特に言語的なハンディキャップがある人は、学業で現地の学生と同じかそれ以上の結果を出すのは大変厳しいです。

しかしながら、周りの先生や支えてくれている人たちは、必ず努力している人を評価してくれます。

実は今回の試験は、僕にとって大きな山でした。
ケンブリッジに落ちて失意のどん底に一時はいたので、自信を持って試験に臨めるか本当に不安だったのです。

でもそこである先生が言ってくれた言葉が、僕を救ってくれました。
"Look at Taiju, he is an international student whose mother tongue is not English but he understands my words better than any of you guys!"
「タイジュをみてごらんなさい。彼は英語が母語じゃない留学生なのに、誰よりも私の言葉を理解しているわ!』

たぶん彼女が暗に意味していたのは、熱意や、物事に取り組む姿勢が、物理的な障害を凌駕するということだったのでしょう。

何はともあれ、こうして無事試験を終わることが出来ました。時間内に書き終わり、そして見直しまで出来る時間的余裕ができたのは本当に大きな進歩だと思います。

今出来ないことも、明日には出来る、明日出来ないことも一年後には出来る。
一歩づつ前進していくしかありません。

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